闘いなんて、怪我とお隣さんみたいなもんだ。パーフェクトKO! ってのもあるけど、そう簡単にできるもんじゃない。それに、痛み
「旦那だって、いっぱい怪我しただろ」
「そうだな」
べち、と派手な音と共に湿布がオレの顔ど真ん中に貼り付いた。遠
「ファイターならひとつやふたつ当然だ」
「うん」
「面白くないと思っている自分も面白くない」
「だろうね」
「だがな」
旦那はそれはそれは苦しそうに言った。
「何故よりにもよってハートマークなんだ・・・・・・!」
「いやぁ」
愛だねぇ、いろいろと。
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「伊達眼鏡だ」
しげしげとラシードが私の顔を覗き込む。というより眼鏡か。
度があるレンズは顔を歪ませる。観察すれば、私の眼鏡がフェイク
「変か?」
視力がいいのになぜ、と昔さんざ聞かれた。答えたことはろくにな
ラシードがしっかりと首を振る。
「ちっとも変じゃないよ」
そらみろ、まるで私が甘えたみたいだ。
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アザムが煎れるコーヒーは美味しい。最新のドリップマシンだって
「聴いてた?」
絶対ないことと知りながら、冗談めかして聞いてみる。アザムはも
そうだよな、あんな甘ったるい告白、オレだけのものじゃないと。
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配信初めて早云年。そろそろ気分転換したいなと思って、衣装を替
「露出が多くないか」
髪型はあんまり見せてこなかったけど、いい機会だしばっ
「おい、露出が多いぞ」
テーマカラーも意識してみた。ヒーローならぱっと思いつくのは赤だけど、それは
「腹だの背中だの弱いところを出してどうする」
よし、早速配信日を決めよう。誰か空いてる人いるかなぁ。ルーク
「というよりジャンプしただけで乳首が」
「あー! 後ろでごちゃごちゃごちゃごちゃ! 旦那も似たような恰好してんじゃん!」
「お前が何時間も鏡の前で悩んでいるから助言しているまでだ」
「年頃の娘に対する父親みたいな助言ありがと!」
「若、ナッシュ殿、お茶が・・・・・・・・・・・・若」
「露出が多くありませんか」
「爺!!」
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雑談 1:24:22~
うん、そう。新ファイターね。ルークに合いそうだよね。ガンガン前に出るタイプ。もう告知見てるかな。メッセ送っとこ・・・・・・と思ったらもう知ってたみたい。『ぜってーアプデ日に速攻やる』だって。いいねえ。オレ? うーん、しばらくお休みかな。そー。やっぱねぇ、荒れやすいよね。やんなっちゃう。気分転換にパズルしたいなぁ。あ、『王子、イウサールしてー!』。こほん、呼ぶぜ、嵐を~! イエイ。いつも来てくれてありがと~。え、何々。ううん、多少昔のでも大丈夫。PCででてるなら直ぐ遊べる。教えて。あー、それ、かあ。あっ違う違う。もうプレイ済みだったってだけ。ごめん。微妙みたいな反応して。わっ、コメントすご。やったことある人結構いる感じ? すごいねぇ。『軽い気持ちで買ったら徹夜してた』『隠し要素多くて好き』『67面だけ謎に鬼畜』、あはは。オレも夢中になったな。所々抜け道とかあって、見つけるとやりぃ! って思ってた。そうそうそう、砂漠面のアレ。裏からいけちゃうの絶対意図してないよな。次の面でもいけるの知ってる? 抜けてるけどそれも魅力なんだよな。計算ずく? まっさかぁ。おっと、ストアページサンキュー。うわー、懐かしい。そっか、もうこんな前か。え! 面白そうだから買った!? 早くない? まあね、面白いからね。損はないよ。オレが保証する。判らなかったらここで聞けばいいよ。あはは、アイテム、エビがね、大事・・・・・・ふふ。エビ? エビってなるよね。なんでだろうね。わかんないね。
はあ、いい時間かな。最後に懐かしい話になったな。このゲームの思い出が聞けて良かったよ。知らなかった人も遊んでくれると嬉しいな。じゃ、今日はここまで。
・・・・・・ありがとう。